体温や水分の量・心拍数など、体内の条件を一定に保つために、身体中に情報網が張り巡らされています。

基本的に血管が道路となって、それぞれの情報が移動します。

脳や卵巣、副腎などの期間が情報の中継点となり、それぞれが物質を作り、いろいろな臓器に命令を送ります。

このような物質をまとめて「ホルモン」と呼びます。

成長期には、脳下垂体というところから成長ホルモンが出て骨が長くなります。

緊張すると、副腎からアドレナリンが出て心拍が多くなったり手に汗を握ったりします。

エネルギーが必要になると、甲状腺から甲状腺ホルモンが出て身体中で糖分や脂肪を分解してエネルギーを得ます。

このように、ホルモンにはそれを作って送り出す臓器と、受け取る臓器があります。

受け取る臓器を「標的器官」と言います。

上の例なら、骨や心臓、手の汗腺などが標的器官になります。

標的器官にはそれぞれのホルモンだけがくっつくことができる「受容体」というものがあります。

ホルモンがその受容体にくっついて初めて命令が伝わり、標的器官が働きだします。