成長が終わっても、少量の成長ホルモンは継続して分泌されることが必要です。

これが何らかの原因で以上に少なくなると、身体のきつさやうつ病、筋肉量が減る、コレステロール値の異常などが起こってきます。

診断は入院していくつかの「負荷試験」というものを受ける必要があります。

成長ホルモンの分泌を促す薬剤などを使って、本当に成長ホルモンが出にくい状態であるのかを確認して診断に至ります。

治療は、合成された成長ホルモンを自分で注射します。と言っても、皮下注射といって細い針でお腹に注射するものです。糖尿病のインスリン治療などで一般的に行われています。

当院でも治療は行いますが、疾患自体が珍しいものですので準備が必要です。現在の主治医の先生と打ち合わせの上、事前にご相談いただくようお願いいたします。