以下の文章の音声朗読です。

高血圧の薬(降圧薬)はいくつかの種類があります。

どの薬から内服を始めても良いのですが、同じ薬をたくさん飲むよりもいろいろな種類の薬を織り交ぜて飲んだ方が効果が高いと言われています。

主に使われる薬を中心に説明します。

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◇ カルシウム拮抗薬

効果が出るまでの時間が短く、副作用も少ない薬です。

最初に飲み始める薬としてよく使われます。

「一番弱い薬」とほかの医療機関で言われて飲んでいる方が多いように思います。降圧薬にあまり強い・弱いはないのですが、内服開始の時の抵抗感が弱まる言い方なのでしょう。

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◇ ACE阻害薬・アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)

ゆっくりと効いてくる薬です。血液中のカリウムを上げる場合があります。

上記のような欠点はありますが、それを補って余りある効果があります。

・腎保護作用

・動脈硬化の進展を阻止

高血圧症の怖いところは、動脈硬化と腎臓を傷めること、と前述しました。

その二つを改善する有効な薬です。

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◇ ベータ遮断薬

効果も出やすく、副作用も少ない薬です。

脈を少なくすることにより、高血圧症などさまざまな理由で弱った心臓を休ませる効果があります。

量が多いと脈が少なすぎてしまうので、慎重に量を調節することが大切です。

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◇ 利尿薬

即効性もあり、有効です。

腎臓を弱らせることがあるので、慎重に量を調節することが大切です。