車で言えばガソリンにあたる、血液の中の糖分(血糖)を下げるために人間が作れる物質は、インスリンのひとつしかありません。

食べ物があり余ることは、生命の誕生以来ずっと想定されていなかったからです。

インスリンを出す力が弱くなる、あるいはインスリンが効きにくくなるとどうなってしまうでしょう?

血糖値を下げる働きが弱くなるので、糖分が血液のなかで増えてしまいます。

増えすぎた糖分は、おしっこからあふれてきます。

これが糖尿病です。