甲状腺の病気 ~内分泌の病気 その2~

前回のつづき

前回、甲状腺の病気を二つ紹介しました。

甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症です。

今回は甲状腺機能亢進症をもう少し詳しくお話しようと思います。

甲状腺からは、その名の通り甲状腺ホルモンといって、代謝をつかさどるものが出されます。

これが勝手にたくさん出始めると、甲状腺の機能が進みすぎてしまいます。

動悸がする、手が震える、どんどん痩せていく・・・などの症状です。

代謝があまりに盛んになるということは、一日中ずっとマラソンをしているようなものです。怖いのは、心臓に負担がかかりすぎてしまうことです。

不整脈が起きたり、心臓が疲れ切って心臓の機能が極端に落ちてしまったりして命に関わることがあります。

飲み薬や、必要に応じて甲状腺の一部を取る手術をすることがあります。

次回は甲状腺機能低下症のお話をします。

甲状腺の病気 ~内分泌の病気 その 3~

次回につづく

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