糖尿病性神経障害 ~ あなどれない合併症(3)

前回のつづき

みなさんは、自分の足の裏を見ることがありますでしょうか?

何かを踏んで痛い思いをした時以外、ほとんどないと思います。

糖尿病性神経障害が進むと、足の裏の感覚を感じなくなってしまいます。

すると、足の裏をけがしても気づくことができません。

もしも傷からばい菌が入って化膿しても、痛みを感じないので自覚できません。

ばい菌にとっては、糖尿病の患者さんの体内は糖分も豊富だし、温度も36℃で一定、水分もあるので増えるための好条件がそろっています。

どんどん感染が広がり、すぐに足の骨にまで感染が到達してしまいます。

つづく

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