痛風は生活習慣病の一つに数えられることがあります。しかし、内科では一般的な病気です。

日頃尿酸値が高い方に、あるいはそうでもない方にも、痛風発作が起こることがあります。

まずは痛み止めの内服を開始します。痛みが治まるまで続けます。

痛みが落ち着いて２～４週間したら、尿酸値の高い方には尿酸を下げるお薬を飲んでいただきます。

痛みがあるときに尿酸を下げる薬を飲むと、発作が悪化することがあるためです。

飲酒しているかたは尿酸値が高いというデータがあります。

飲酒しているから尿酸値が高いのか、尿酸値が高い方が飲酒を良くする傾向にあるのかははっきりしません。

アルコールが肝臓、そしてアルコールの分解されたものが腎臓に作用して尿酸値が上がるという実験結果があるようです。

お酒を全く飲まないより、日本酒で１合で寿命が延びると言われます。

尿酸の高い方も、日本酒１合くらいが適量と言われています。

適量を守って、健康的な生活を心がけましょう。