甲状腺の病気 ~内分泌の病気 その1~
首の下のほうに、甲状腺というものがあります。代謝に関係する大切なものが作られています。
甲状腺で作られて放出されるので、甲状腺ホルモンと名付けられています。
これが多すぎると、代謝が活発になり、動悸や息切れなどの症状が出てきます。
甲状腺の機能が進みすぎてしまっているので、「甲状腺機能亢進症」といいます。病気の発見者の名前を使って、「バセドウ病」と呼ばれることもあります。
逆に、甲状腺の機能が落ちてしまうと、代謝がゆるやかになりすぎて、体がきつかったり体重が増えてしまったりします。
甲状腺の機能が低下しているので、「甲状腺機能低下症」といいます。これも、病気の発見者の名前を使って「橋本病」と呼ばれます。
次回より、それぞれの病気について、詳しく説明します。
続く